前回flashcast:フリーで働くITエンジニア集団のブログ: Mac mini に Windows7 beta1 をインストールしてみたでMac miniにWindows7 beta1をインストールしてみたのですが、今回はVMware PlayerにWindows7 beta1 をインストールしてみました。
今後Windows7対応やInternet Explorer8対応をする時にWindowsXPやWindowsVista、またはInternet Explorer6やInternet Explorer7と同一のマシンで比較できた方が便利だと思います。今回ご紹介する方法であれば無料でできますし、仮想環境なので使わなければ簡単に削除することもできます。とりあえずWindows7 beta1に触ってみたいって人にもおすすめです。
まず今回準備するものは前回ダウンロードしてDVDに焼いたWindows7のDVDの他に
Lhaplus(tarファイルが解凍できれば何でもいいです)
VMware Player(クライアントOS用仮想化ソフトウェア)
VMware Server(サーバーOS用仮想化ソフトウェア)
QEMU on Windows(VMware Player用仮想ディスク作成用ツール)
を準備してください。
どれもフリーウェアです。
今回はWindowsXP Professional Service Pack3 の環境で実施します。
あと今回VMware PlayerをインストールするWindowsXPをホストマシン、VMware Playerの中にインストールするWindowxs7の事をゲストマシンと呼んだりします。
全体の手順ですが
1.Lhaplusダウンロード
2.Lhaplusインストール
3.VMware Playerダウンロード
4.VMware Serevrダウンロード
5.VMware Playerインストール
6.VMware Server解凍
7.QEMU on Windowsダウンロード
8.QEMU on Windows解凍
9.VMware Player用仮想ファイルをQEMU on Windowsで作成
10.VMware PlayerにWindows7インストール
11.解凍したVMware Serverの中のVMware toolをWindows7にインストール
となっております。
少し長い手順となっておりますが、お付き合いの程お願いします。
1.Lhaplusダウンロード
ではまずアーカイバソフトをダウンロードします。
ファイルの圧縮・解凍をするソフトですね。
tarファイルが解凍できれば何でもいいんですけど、ここではLhaplusを使うことにします。
執筆日現在(2009年1月16日現在 最新バージョン1.5.7)
Vectorとか窓の杜とか大手ダウンロードサイトにあります。
ここではVectorからダウンロードします。
Lhaplus(Windows95/98/Me / ユーティリティ)
2.Lhaplusインストール
ダウンロードが完了したらインストールします。
lpls157.exeファイルをダブルクリックします。
セキュリティ警告が表示されるので[実行(R)]ボタンをクリックします。

Lhaplusのインストーラーが起動します。
[次へ(N)]ボタンをクリックします。

READMEが表示されるので[次へ(N)]ボタンをクリックします。

インストール先フォルダを指定して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

インストール先フォルダがないので作成確認が表示されたら[はい(Y)]ボタンをクリックします。

[次へ(N)]ボタンをクリックします。

インストールが終了すると初期設定画面が表示されます。
特に設定変更しなくてもいいのでそのまま[OK]ボタンをクリックしてください。

デスクトップにできた「Lhaplus」のアイコンをダブルクリックして設定画面を表示します。
[一般設定]タグの解凍設定と圧縮設定をそれぞれ「解凍時に指定する」「圧縮時に指定する」に変更して[OK]ボタンをクリックします。

これでLhaplusのインストールは終了です。
3.VMware Playerダウンロード
VMware Playerをダウンロードします。
執筆日現在(2009年1月16日現在 最新バージョン2.5.1)
※VMwareのトップページです。
VMware: 仮想化、仮想マシン、サーバ統合 – VMware
※レジストページ
http://www.vmware.com/download/player/player_reg.html
まずレジストページで名前やメールアドレスなどを入力して[Submit]ボタンをクリックします。

[Download Now]ボタンをクリックします。

画面下までスクロールして[Accept]ボタンをクリックします。


VMware Player 2.5.1 for Windows のDownloadリンクをクリックして、ファイルをダウンロードします。

4.VMware Serevrダウンロード
次にVMware Serverをダウンロードするのですが、ダウンロードする為にはVMwareにアカウント登録する必要があります。
Get VMware Server – Free Virtual Server
アカウント登録済みの方は上記URLの画面右下「Already have a VMware account? Simply Login」にメールアドレスとパスワードを入力して[Continue]ボタンをクリックしてください。
アカウントをお持ちでない方は上記URLの画面右上「Register for your FREE Download」に名前、名字、メールアドレスを入力して[Continue]ボタンをクリックしてください。

ここからはアカウントを新規に登録する方の画面になりますが、入力必須項目(赤いアスタリスクがついている箇所)に情報を入力して[Register]ボタンをクリックします。

VMware Server ダウンロードが可能です。
執筆日現在(2009年1月16日現在 最新バージョン2.0.0)
このページからLinux用の「VMware Server 2 for Linux Operating Systems.」のTAR imageをダウンロードしてください。
画面上部に「Access Your Email to Activate Your License」となっていますが、今回の作業ではVMware ServerはVMware Toolsをインストールするためにダウンロードしていて、VMware ServerそのものはインストールしませんのでActivate作業は不要です。
ちなみにVMware ToolsというのはVMware Playerの拡張機能を有効にするために、インストールするプログラムで、VMware Player上のWindows7にインストールすることでパフォーマンスが改善され、ホストOSとゲストOSのマウスポインタのシームレスな移動や共有フォルダ、クリップボード共有などの機能が利用可能となります。

もしVMware Serverをインストールして使いたいのであれば、アカウント登録時に入力したメールアドレスにActivate用のメールが届きますので、メール本文の上にある[Activate Now]ボタンをクリックします。
※ThunderbirdのHTML形式でメール表示しているので[Activate Now]ボタンをクリックしていますが、プレーンテキスト形式でメールを参照されている方は「* Activate your VMware Server License and access your download:」の下のURLをクリックしてください。

ログインページが表示されるので、登録したメールアドレスとパスワードを入力します。

Activateが完了してライセンスキーが表示されます。
※すでにアカウント登録済みの方でログインした場合もこの画面が表示されますので、Linux用の「VMware Server 2 for Linux Operating Systems.」のTAR imageをダウンロードしてください。

5.VMware Playerインストール
VMware Player をインストールします。
ダウンロードした「VMware-player-2.5.1-126130.exe」ファイルをダブルクリックします。
セキュリティ警告が表示されるので[実行(R)]ボタンをクリックします。

VMware Playerのインストーラーが起動します。
[次へ(N)]ボタンをクリックします。

インストール先フォルダを指定して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

ショートカット作成場所を選択して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

[インストール(I)]ボタンをクリックします。

インストールが終了したら[終了(F)]ボタンをクリックします。

OSの再起動を求められたら[はい(Y)]ボタンをクリックしてOSを再起動します。

これでVMware Playerのインストールは終了です。
6.VMware Serevr解凍
VMware ServerのVMware-server-2.0.0-122956.i386.tar.gzファイルはダウンロードが完了したら任意の場所に解凍してください。
解凍後、[解凍したフォルダ]\vmware-server-distrib\lib\isoimages に入っている「windows.iso」ファイルを別の場所に保存してください。
「windows.iso」ファイル以外は不要ですので削除してかまいません。
※「windows.iso」はWindows 2000以降OS用のVMware Toolsのイメージファイルになります。
7.QEMU on Windowsダウンロード
QEMU on Windowsをダウンロードします。
執筆日現在(2009年1月16日現在 最新バージョン0.9.1)
サイトのURL
TAKEDA, toshiya’s HOME PAGE
ダウンロードURL
http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/qemu/qemu-0.9.1-windows.zip
8.QEMU on Windows解凍
ダウンロードが完了したら任意の場所にzipファイルを解凍してください。
9.VMware Player用仮想ファイルをQEMU on Windowsで作成
VMware Playerのイメージをqemuで作成 – PukiWiki
こちらのサイトを参考にして、VMware Player用仮想ディスクファイルをQEMU on Windowsで、VMware Player用設定ファイルをテキストエディタで作成します。
まずはVMware Player用仮想ディスクファイルを作成します。
自分はQEMU on WindowsをEドライブの外付けディスク直下に解凍しました。
パスは「E:\qemu」です。
またVMware Player仮想ファイルは「E:\VirtualPC\Windows7」に保存したいので、フォルダを作成しています。
スタートアップメニューからコマンドプロンプトを起動します。
そして仮想ファイル作成のコマンドを入力します。

入力したコマンドを説明していきますと
C:\Documents and Settings\Administrator>E:\qemu\qemu-img create -f vmdk E:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmdk 20G
これでE:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmdkというVMware Player用仮想ファイルを作成しています。
サイズは最大20GBまで自動拡張可能としました。
C:\Documents and Settings\Administrator>dir E:\VirtualPC\Windows7
ファイルができているか確認しています。
次にVMware Playerのイメージをqemuで作成 – PukiWikiの手順2で紹介されているVMware Player用設定ファイルを作成します。
設定ファイルのサンプルを上記ページからテキストエディタにコピー&ペーストして自分の環境によって一部値を変更していきます。
config.version = “8″
memsize = “256″ → “1024″ (仮想マシンにメモリ1GB割り当て)
ide0:0.present = “true”
ide0:0.fileName = “image.vmdk” → “windows7.vmdk”
ide1:0.present = “true”
# CD-ROMを利用
ide1:0.fileName = “auto detect” → “D:” (Windows7のDVDはDドライブからインストール)
ide1:0.deviceType = “atapi-cdrom”
# ISOイメージを利用する場合はこちらのコメントを外す
# ide1:0.fileName = “/path/to/foo.iso”
# ide1:0.deviceType = “cdrom-image”
ethernet0.present = “true”
ethernet0.connectionType = “nat”
guestOS = “otherlinux” → “winvista” (win7って書いてもVMware Playerが認識しなそうなのでとりあえずwinvistaにした)
ethernet0.virtualDev = “e1000″ (この行は仮想Windows7でホストPCのネットワークを使うためのおまじないです。忘れずに追加してください。)
メモ帳をE:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmx という名前で保存します。
10.VMware PlayerにWindows7インストール
E:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmx ファイルをダブルクリックします。
VMware Playerの初期起動時に使用許諾契約が表示されるので[使用許諾契約の条項に同意します(A)]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

しかしWindows7のインストールが始まりませんでした。
あれ~、なんでだろ?
仕方ないので別のマシンに外付けディスクを繋ぎなおしてやってみました。
別のマシンでは外付けディスクはDドライブ、DVDドライブはEドライブと認識されるので、先ほどEドライブに保存したD:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmxファイルを再度メモ帳で開いて編集します。
config.version = “8″
memsize = “1024″
ide0:0.present = “true”
ide0:0.fileName = “windows7.vmdk”
ide1:0.present = “true”
# CD-ROMを利用
ide1:0.fileName = “D:” → “E:” (別マシンのDVDはEドライブ)
ide1:0.deviceType = “atapi-cdrom”
# ISOイメージを利用する場合はこちらのコメントを外す
# ide1:0.fileName = “/path/to/foo.iso”
# ide1:0.deviceType = “cdrom-image”
ethernet0.present = “true”
ethernet0.connectionType = “nat”
guestOS = “winvista”
ethernet0.virtualDev = “e1000″
DVDドライブを”D:”から”E:”に変更してD:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmx ファイルを保存します。
保存が終わったらD:\VirtualPC\Windows7\windows7.vmxファイルをダブルクリックします。
するとVMware Playerが起動して今度はインストールが始まりました。
インストール画面が表示されたら[次へ(N)]ボタンをクリックします。

[今すぐインストール(I)]をクリックします。

同意しますにチェックをして[次へ(N)]ボタンをクリックします。

「カスタム(詳細)(C)」をクリックします。

インストールパーティションを選択して[次へ(N)]をクリックします。

ファイルのコピーが始まりますのでしばらく待ちます。

Windows7のアカウント名とコンピュータ名を入力して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

パスワードとパスワードのヒントを入力して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

プロダクトキーを入力して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

コンピュータの保護やWindowsの改善オプションを選択します。

タイムゾーンと日付を確認して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

コンピュータを使う場所を選択します。

設定の最終処理中になるので、しばらく待ちます。

Windows7が起動しました。

11.解凍したVMware Serverの中のVMware toolをWindows7にインストール
VMware Playerの右下にあるCDのマークをクリックして[E: を切断]をクリックします。
もう一度CDのマークをクリックして[ディスク イメージ ファイル(iso)に接続]をクリックして「6.VMware Serevr解凍」 で保存したwindows.iso ファイルを選択するとwindows.iso ファイルがWindows7上のDVDドライブにマウントされます。

しばらくするとWindows7にマウントしたwindows.isoの自動起動ダイアログが表示されるので[setup.exe の実行]を選択します。

このコンピュータへの変更を許可しますかダイアログが表示されるので[はい(Y)]ボタンをクリックします。

VMware Toolsのインストーラーが起動します。
[次へ(N)]ボタンをクリックします。

セットアップオプションを選択して[次へ(N)]ボタンをクリックします。

[インストール(I)]ボタンをクリックします。
※インストールはそこそこ時間かかります。

インストールが完了したら[完了(F)]ボタンをクリックします。

VMwware PlayerのWindows7の再起動を求められるので[はい(Y)]ボタンをクリックします。

VMwware PlayerのWindows7の再起動が終わったらログインしてみてください。
今まではVMware Playerの中の画面を操作し終わったあと、ホストマシンに制御を戻すときは[Ctrl]キー+[Alt]キーを押さないといけませんでしたが、これからはホストマシンとゲストマシンにシームレスにマウスの移動ができるようになります。
またVMware Playerのウィンドウのサイズを変えるだけでWindows7の解像度が自動で切り替わります。
あとはネットワークの設定をすれば、一通り遊べる環境ができると思います。